2007年秋、ウィーン旅行記

2007年ウィーン旅行記

お待たせしました!2007年度海外旅行編!

さあ、今年はどこへ行って来たか!予定ではロシアのはずだったんですが・・・

実は今回たまには親孝行もせにゃいかんかな?というわけで母親を連れて行きました。(父親はどうしても飛行機には乗りたくないというので連れて行きませんでした・・・どうも戦中派には、あの鉄の固まりが空を飛んでいる事がどうしても頭で理解出来ないらしい)

当然母親も海外旅行はもちろん、飛行機に乗る事も初めてです。

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今回利用した飛行機、KLMオランダ航空。

通常、ヨーロッパ系の飛行機になると機内は普通、日本人添乗員はいない。既に成田で飛行機に乗った時点で英語でないと通じない世界なのだが、当然の事ながら戦中派育ちの母親は食事の時に日本語でスチュワーデスに「お茶お願いします」ときたもんだ。

いやそうじゃない、そういう時は「グリーンティ、プリーズ」っていうんだよ!・・・と隣で説教をした所、オランダ人スチュワーデスが「ハイハイ、オチャ、アリマスヨォ」。

最近では日本語が話せるスチュワーデスをオランダ航空では添乗させているらしい。

しかもこれが異常に日本語がうまい。

母親が次に「りんごジュース下さい」と日本語で言うので、隣で私が「いや違う!そういう時はエァップルジュゥース!って発音しないと通じねエぞ!」と言った所、スチュワーデスが「はい、りんごじゅーすですね、ちょっとオマァチください。」・・・ときたもんだ

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オランダのアムステルダム空港内の免税店。

びっくりするほど広かった!。

アムステルダム空港は世界的に1位2位を争うほど広い空港らしい。

端から端まで歩くと30分かかると空港案内人が言っていました。

母親ももう今年で72才。かなりの高齢である。ウィーンへは直行便もあるのだが、金額を押さえるためにアムステルダム乗り換えの飛行機でウィーンへ。

そのためウィーン空港到着が午後10:30分(日本時間で翌朝午前6:00)になってしまった。ちょっと長時間フライトが体に応えたらしい。

次回は直行便にしなければ・・・。


タクシー手配

さて、ウィーン空港に着いて、まずはタクシーの手配である。

普通、日本ではサービス業とくればサービスは至れり尽せりの内容である。

お客さまは神様です、という通り、我々は接客にたいしては慣れてしまっているし、自分でもそれが当たり前と思っているのだが・・・ヨーロッパでは違う。

しばらく海外旅行をしないと忘れてしまうのだが、それをウィーン到着のしょっぱなタクシー手配でまさか経験するとは・・・。

(空港内のホテルに向かうタクシー手配窓口で)

私「タクシーお願いします」

受付のマダム「・・・」

私「?・・・タクシーお願いします」

受付のマダム「・・・」(嫌がらせだか知らないが黙って雑誌を見ている。)

・・・まあ確かに時間は既に午後11:00近い。普通ヨーロッパでは午後5:00を過ぎるとみんな仕事を引き上げて自宅へ帰る。日本のように午後9:00まで毎日残業なんていうのはあり得ないのだ。

もちろん、レストランなどのサービス業はヨーロッパでもやはり深夜まで営業はしているものの、深夜まで営業をしている店の数自体はかなり少ない。日本の都市と違って、ヨーロッパでは首都でも夜7:00になればほとんどの店は閉まってしまうのだ。

だから深夜は本当に町が真っ暗だし、人も出歩いていない。そういう中で、空港内のタクシー乗り場とか、両替商とかホテルマンとかはどうしても店を閉めるわけにはいかないので仕方ないのだろうが、まあ働いている人は「なんでこんな人が休んでいる時間にあたしは働かなくちゃいけないの(怒)」という気分にはなるんだろうな。ご苦労さんだなあ・・・とは思うんだが・・・そう思いつつ、

私「タクシーお願いします!」

受付のおばさん「what!?(何の用!)」

私「え?ここはホテルに送ってくれるタクシー手配事務所でしょ?」

受付のおばさん「だからどこのホテル!」

私「?・・・ウェストバーンメルキューレホテルです」

・・・多分この時の私の発音がドイツ語でなかったから向こうが聞き取れなかったのかもしれないが・・・

受付のおばさん「そんなホテル知らない!」と言ってまた雑誌を読みふける

私・・・少々イラっときつつ「・・・?あのうすみませんが・・・」

受付のばあさん・・・紙を取り出し机にバーン!と音を出しながらたたき置き、また雑誌を読みふける。

私「・・・?・・・」

ばあさん。・・・(面倒くさそうに)「ここにホテルの名前を書いて!」

私・・・つづりを間違えるとまたシラを切られてしまうので仕方ないので日本で予約したホテルバウチャ−を見せる。

ばあさん。・・・バウチャーを見て何も言わずに手配書を作りながら、私の顔も見ずに「35ユーロ!」

私「あのう・・・往復でチケットを予約すると割引になるはずなので今買えますか?」

ばあさん「call(コール!)」・・・たったこれだけの返事。

私「・・・?・・・コール?・・・」

ばあさん「だから!あなたが帰る時にここに電話(コール)するの!そうすれば割り引かれるわよ!」

・・・?・・・まあしかたない、とりあえずここはぐっとがまんして・・・何たってタクシーの手配書を貰わないとタクシーに乗れないんだから、がまんがまん・・・

・・・と、タクシー手配書をこの手にしてから・・・

青い目をした外国人に「日本人をなめんなよゴルア!」と猪木流闘魂ビンタを食らわし・・・

といきたかったが・・・そこは大和サムライの国ジパングの男児。黙ってお金を支払い、その場を立ち去った。

こんな事、日本では考えられないのだろうが、とにかく海外ではサービス業の人やお店の店員だからみんな礼儀正しいだろうなんて思ってはいけない。

どの店員もみんな仮面をかぶる事などしないのだ。つまり、性格が乱暴な店員は自分の性格をもろに客にぶつけるなどという事は海外では珍しくはないのだ。

面倒くさそうに仕事をしている人は本当にそういう態度でやっているし、逆に本当にいい性格でサービス精神旺盛な店員は本当に親切である。

もちろん、親切な店員にはヨーロッパでは”チップ”という1〜2ユーロ(日本円で150〜300円)を謝礼に渡すという習慣がある。

そういう面では本当に日本はチップももらわずに店員が親切にお客に接する事が、はるかに多い事は、本当にすごい事である。

日本も捨てたもんじゃない。

そう思いつつタクシーに乗り手配書を渡していざホテルへ。

またこのタクシーのあんちゃん、車がベンツなのだが、飛ばす飛ばす、確かに時刻は午後11:00なのでほとんど車がないのだが、わずかな車を縫って高速道路で瞬間速度230km!。

しかしさすがにベンツである。車内は何も無いように静寂である。

230kmを体感したのは初めてだ。なんせ免許取り立てで乗っていたスカイラインでさえ湾岸線ベイブリッジ下りで●00kmが最高だった。

ちなみにベイブリッジをのぼり切って下る瞬間で(命と免許証が惜しくない人は)●00kmを出しながら走ってみるがいい、車体が一瞬浮くから。

ところで高速で230kmになると面白い事があった。

通常高速道路の高架線には継ぎ目がある。これが普通100kmぐらいだとロードノイズが「ゴトン・・・・・・・ゴトン・・・・・・・ゴトン」という感覚なのだが230kmだと「ゴトンゴトンゴトンゴトン」なのだ。

最初はなんかタイヤにへこみでもあんのかな?と思ってしまったのだが。

そう思いつつあっという間にホテルに着き(本当にあっという間だった)タクシーのあんちゃん、ホテルに着くや否や何も言わずに私達のスーツケースをすぐさまホテルの玄関まで運んでくれて・・・戻ってくるなり何気なく私に握手を求めるかのように手を差し出す・・・。

ちゃっかりしてまんな・・・と思いつつ、当然用意してあった2ユーロをスッと渡して・・・。まあでも時刻は既に午後11:30。大変ご苦労さんな事ではある。

受付のおばさんも親切にしてくれたらチップ渡したのになあ。

2007年秋、ウィーン旅行記


旅行記しょっぱな、いきなり毒舌ですが・・・クリスマス、イブになんでカップルがいちゃつくねん!?

日本ではクリスマスイブになると何故かカップルがいちゃつくことが”行事”となっている。

べつにクリスマスイブだろうが、お彼岸であろうが、カップルが1年中あちこちでいちゃつくのは別にかまわない。

しかし、なぜかことクリスマスイブになると、カップルがいちゃつく事が日本では習慣になっている。

どうやらこと女性達は”イブ”と言う言葉に”聖なる愛”を感じるらしい。日本女性はこの”イブ”と言う言葉にかなり弱い。

しかも近年では23日は祝日でデートしやすいという事で23日の事を”イブイブ”などと呼ぶ言葉が存在しているらしい(しかし良く考えて欲しいが12月23日がどのようなお方の記念日であられるのかを若者は認識して欲しい)

そして・・・どういうわけか彼氏、彼女がいないシングル族はこの“聖なる愛の日”24日イブを悲しむのである。

「24日の日に彼氏、彼女といられないのは寂しい・・・」と。

確かに私も彼女がいなかった20代の頃によく借りに行っていたレンタルビデオ屋にクリスマスイブに一人で出かけて行った時に、いつもは若者で混んでにぎわっているはずの店内にイブの日に限って若者がごっそりいなく、そんな中、そういう時に限ってモテモテ男優ジェームズ・ボンド主演の007シリーズを一人で借りて妙に寂しい気分を味わいながら帰った経験をしたことがあった。

そして何故か25日クリスマスになるとシングル族は「喪が明けた」とばかりにほっとするのである。

この24日にカップルがいちゃつくという習慣はもちろん!日本だけである。

そして、何故か日本中の若者がこの24日までになんとか相手を探すのである

もうひとつ、日本特有な習慣がある。

結婚式の挙式は現在では圧倒的にキリスト教会である。

つまり、仏教信者であるはずの日本人が何故か、結婚式の時だけ”クリスチャン”になるのだ。

これはすごいことで、出産祝い、七五三、成人式、葬式は神社やお寺で、結婚式だけはクリスチャンと来るのだ。

そしてなぜか?この時だけ、イエスキリストに「誓います」というのだ。

その時,神の事を考えているカップルが果たしているのだろうか?

さて・・・ここにあげている写真はウィーン中心地にある”聖シュテファン教会”である。

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シュテファン教会は、あの有名なモーツァルトが、洗礼、挙式、そして葬式までもおこなった教会である。

生まれてから死ぬ時まで、その全ての節目の儀式をこの教会であげたのだった。当然モーツァルトもほとんどのヨーロッパ人同様”クリスチャン”である。

ヨーロッパ人のそのキリストに対する信仰心はかなりのものである。

大きい教会では毎日の様に、ミサが行われる。神に祈りを捧げる儀式である。

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この奥でミサが行われている。本来はこのように写真を撮る事は許されてはいない。

当然”隠し撮り”である

ひとびとは、夕刻になると教会に出向き、真剣に神に対し祈りを捧げるのだ。

祈りの内容はなんであろうか?

今日の自分の過ちを反省をしているのかもしれない。もしくは、家族の健康を祈っているのだろうか?

自分の悩みを神に打ち明けているのかもしれない。

とにかく、ミサの時間も含めて信者は真剣にキリスト像に向かって祈りを何十分でも続けてささげる。

みんなキリストの像に向かって真摯に祈りを何十分でも続けるのだ。

ちなみにこれも”隠し撮り”である。

こんな事は絶対に許されない!

考えてみたまえ!日本でお墓に向かって(まるで心霊写真を期待しているかのごとく)カメラをバチバチ撮る様な不届き者がいたらどう思うだろう?

全くどこの国に行っても不届き者がいて困ったものだ。

これは信仰心が薄い日本人から見ると日本人との差にかなりのギャップを見てしまうのだ。

それだけヨーロッパ人にとってキリスト教の信仰は深い。

良く欧米人が何かをしでかしたときに言う俗語 ”Oh! my God!”(オーマイゴット!) は「なんてこった!」と言う意味だが、直訳すれば「おお!(私の尊敬する)神よ!」となる。

それだけ神に対する信仰心は深い。

実は以前、同じくウィーンの聖シュテファン教会に夜、見学に行った時の事だ。

ミサが行われていたのだが、そうとは知らずに祭壇の方にカメラを持ってつかつかと歩いて行ってしまったのだ。

と、その時、後ろから誰かがドイツ語で叫んでいる。

私は自分の事がいわれているとは知らずにそのまま歩いて行くと、その叫んでいた紳士は私の前に回り、かなり怒った顔でドイツ語まじりの英語で「あなたはミサに参加するつもりなのか?それとも単なる観光なのか?観光ならば今はミサの時間だから退室して欲しい!」と言われてしまった。

ウィーンの聖シュテファン教会を見学する時は気をつけた方が良い。特にこの教会はミサの時間に関しては宗教的にかなり厳しい一面があるし、日本人にはやはりピンと来ないものがあるからだ。

・・・さて、25日クリスマスはキリストの誕生日であるが24日の”イブ”と言う名前の由来はどうやら”聖なる愛”をさしているのではなく、単なる”イブニング”・・・つまり”夜”という意味らしい。

、クリスマスの夜、というのが直訳で実際はクリスマス前夜(24日)という意味らしい。

キリスト誕生前夜という意味らしいのだが、どうやら、イブはクリスマス前夜に行われるミサの事を暗にさすらしい。

上記にしるしたように、ミサは神聖な儀式である。

この新聖な儀式をさす”クリスマス、イブニング”にカップルが街でいちゃつくとは、なんということであろうか?

考えても見たまえ。もし神社の境内で神様の前でカップルがいちゃついていたら・・・これほど罰当たりな事はないだろう。

話は戻るが、まあ確かにクリスマスのイルミネーションを見てカップルがいちゃつきたくなるような気持ちは分からないわけではない。

別にクリスマスイルミネーションでなくとも、夜景のきれいな所でカップルがいちゃつくのは別に珍しい事ではない。

しかし、なぜイブの日になるのか?とんとわからぬ。

そういえば、自宅からさほど遠くない場所に、特定の方々だけがご利用になられる”宿泊施設”がある。

この名前がまた笑っちゃうのだが「チャ●ル、ク●スマス」という、めちゃくちゃな名前である。

何でも1年中、宿泊施設の内部が、クリスマスと教会(チャペル)の雰囲気が味わえる”宿泊施設”らしい。

なんとも日本独身女性の心をうまく捉えた”宿泊施設”ではあるが一方、信仰心の深いヨーロッパ人が見たらなんと思うのだろうか。

そういえば今年のイブの時に私は閉店間際のコー●ンへ車で買い物に行った時のことだ。

24日のクリスマスケーキを買いに●ーナンの中にあるケーキ屋さんにケーキを買いに行ったのだった。

閉店間際に行けば意外とクリスマスケーキが安く売ってるかもしれない・・・そういう淡い期待を持って行った所、おっと!・・・既に車の行列が出来ている。

さすが!安くなったクリスマスケーキ欲しさに車の行列か?・・・と思い、私も一緒に車の行列に混じって並んでみたところ、・・・?・・・何故か車の行列の先頭はケーキ屋さんではなく・・・意外にも・・・コーナ●の近くのとある”満”というマークが出ている”宿泊施設”に並んでいた車の行列であった・・・

オーマイゴット!!


ウィーン聖シュテファン教会

さて、もう少しこの教会を見てみよう。

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教会の裏には馬車乗り場があった。

昔はこういう感じだったのだ。

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教会内部には様々な絵が飾られている。

たいがいはイエス・キリストにまつわる絵がほとんどである

教会内部には様々な絵が飾られている。

たいがいはイエス・キリストにまつわる絵がほとんどである

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この教会の屋根には見事な装飾がある

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屋根にびっしりとはめられたブロック?の装飾

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昔の職人はよくもまあ恐いもの知らずで作ったものです。

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これは聖シュテファン教会ではなく、近くのペーター教会という教会ですが、ここの天井には見事な絵がありました。

絵の内容は分かりませんが、おそらく天空の(天国)模様を描いた内容ではないかと思います。

本来はこういうものをもっと下調べをしてから見学に行くと良いのですが・・・


さらに建物の装飾に目をこらして見ました 。

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同じくぺータ−ス教会の装飾。右の写真中央にはやはりキリストの絵が書いてあった。

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この建物は単に動物のはく製や、化石などが置いてある自然史博物館という建物です。

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メインは自然科学関係なのですが、その内部の建物には驚かされるほどの装飾がありました。

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天井に描かれている絵

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立派な階段とその空間

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こちらはイタリアの建物を思わせるつくりの内部

その美しさには目を奪われます

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こちらは楽器博物館という建物の中なのですが、楽器の陳列よりもやはり内部の装飾に目を奪われてしまいました。

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27,000円!

あなたは27,000円あれば何を買うだろうか?

  1. そう、たとえば紳士服売り場なら冴えないデザインではあるが29,800円でスーツ一式が買えるだろう。もしかするとズボン2着おまけでついて来るかもしれない。
  2. 靴・・・リーガルなら27,000円で良い靴が買えるかもしれないが、そんな高い靴を買わなくても他に安くても良い靴はあるかもしれない。
  3. 若者が良く持っているビトンの財布・・・27,000円も出せばブランドの財布ぐらいみんな持ってるんだから買えるだろうと思っていたのはどうやら私だけのようで、実は8万もするらしい。だいたい8万もする財布の中身にいくら入れてるんだって思いたい!
  4. 車・・・んな27,000円で買えるわけがない。その100倍もするだろうと思いきや、私の車(プリメーラ)は中古で25万円で買いましたが何か?

・・・さて、27,000円で物を買えば手元に物は残る。しかし27,000円払って手元に残らない事はあるだろうか?

  1. フランス料理を食べる・・・あるかもしれないが、そんなに高いだろうか?
  2. 回転寿司で一番皿の金額の高いものだけ気兼ねなくとって食べる・・・そんな食べ方、一生に一度でいいからやってみたいが、それでも850円X15皿=12,750円・・・まだ届かないなあ・・・。
  3. 餃子の王将で一皿250円の餃子をたらふく注文・・・無理!

では、27,000円を払って、しかも手元に物も、腹も一杯にならない事があるのか?

それがあるのです。しかもそれを私はウィーンでやってしまった!

それは・・・

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ウィーンオペラハウスのオペラ鑑賞。

ウィーンのオペラチケットは現在ではインターネットで事前に買う事もできるので、買おうかな?とは思っていたのですが、まあまあの席でも14000円。二人分で28000円、高いなあ、と思ってあきらめたのですが、いざ飛行機に乗ってウィーンへ近づくとだんだん見たくなってきました。

そして現地に着き、直接オペラハウスを見ると、どうしても見たくなるもんなのです。

うーん、やっぱり見ようかな?と現地のチケットオフィスに出向いてみると・・・私が見たかったオペラはかなりの人気でもう一枚しか無いと言われてしまいました。

そりゃそうです。現地ではオペラの人気は相当なもので、特に今回の演目は「カルメン」。

カルメンとくりゃ、心がうずくオペラファンは多いはず。

一枚かあ・・・それではおふくろが見れないじゃないか・・・と本人に言ったところ

「良いのよ、あんただけ勉強だと思ってみてきなさい!」

「そんな事できるわけないじゃないか、おふくろ。しかもホテルで一人で留守番になっちまうんだよ?。まあでも、もしものことがあっても携帯電話があるから大丈夫だろうけど」

ともう既になぜかチケットを買うと想定したがごとくの発言。

「いいわよ、また来年来る時には2夜連続ぐらい見させてもらうから」

と、こちらも既に次回の旅行の計画の皮算用。

「いや、しかし俺だけはちょっと悪いよ」

・・・と、そう言いながら顔はおふくろの方、足はチケットオフィスの方に向いていました。

しかし・・・その一枚しか無いというチケット、当然の事ながら、一番高いチケットなのです。もちろん、一番良い席なのですが・・・。

ロイヤルボックスと言って真っ正面の最高な席なのですが・・・日本円で27000円!。

さすがにちょっと考えましたね。

頭の中でパソコンが演算処理で「ジージー」と言ってるかのごとく上記の様な事を1〜2秒かんがえて・・・買っちゃいましたよ!

衝動買いってやつですね。

コーナンで買った安物の下着とパンツ、靴下には既に穴があいてるけど、もう1年使えば少しはモトが取れるかな?と無理な発想をしながら夜になって一人オペラハウスへ向かいました。

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こんな天井席だったら安かっただろうに・・・ああ!27,000円

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よーく見ると分かるんですが、客席の前に青いモニターがありますよね。

これはここに同時通訳の文字が出るんです。残念ながら英語ではあるので、ちょっと訳すのに時間はかかりますが(汗)

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私の席からの眺めはオーケストラピットも一緒に観れて最高です。・・・27,000円

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劇場内の照明が雰囲気を盛り上げます・・・27,000円

ウィーン人は本当にオペラ好きです。その証拠に売り出された席が私の一枚で最後といっても、どうせ空席があるんだろ?と思いきや、全くの空席はありませんでした。本当にみんな観に来ている。

当然ロイヤルボックスは、いくら日本円とユーロの通貨価値の違いがあるといっても、現地の人達にとってはやはり高価なチケットに変わりないはずですが・・・うーんいやはやウィーン現地人達のオペラ熱には驚かされます。

さて、27,000円の内容の方ですが、これがまた!素晴らしかった!。

もちろん歌い手もすごい。しかし驚かされたのはウィーンフィルの演奏です。

こういっちゃおしまいですが、どこぞの国の●響など比べ物になりません。

おおよそどこぞの国のN●なんて、単に音を出しているにすぎない。

どう考えても「音ミスをしなけりゃ良いんだろ?」という発想にしか聞こえないのです。

ウィーンフィルは、もちろん音ミスなんてありませんが、そんな事よりも、本当に隅から隅まで、どこのフレーズをとっても、どこの音色バランスをとっても、完璧かつ、優雅で上品、洗練、形式美。

まさにウィーンってなに?を象徴する演奏でした。

私は思うんですが、どこぞの国のコンクールってほんと、審査内容は馬鹿なくらい音ミスだけなんですよね。

どんなに良い演奏なんかしたって、審査員から見たら「そんなの関係ねえ」なんですよね。

日本がこの点で本気で考えなければ、いつまでたっても日本は音楽後進国です。

もちろん、正直いってどこぞの国では音楽的な内容を考えながら指導するのは本当は意味がないんです。

だってコンクールや受験では別に音楽の内容なんて問われませんから。信じられない事ですがそれが真実です。

適当に音楽なんか表現出来てれば良しとされる。だからみんな海外に留学するとカルチャーショックを受けて帰ってくる。

まあ・・・いいんですけど・・・。

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休憩の合間に劇場ロビーを見ました。まさにウィーンフィルそのものの優雅で上品、重厚、洗練なデザイン。

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残念ながら上演中はカメラ等の撮影は禁止されているので終演時のカーテンコールだけ写しました。

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オペラ座の夜景

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皆さん上演が終わっても興奮覚めやらぬという感じでした。

んー・・・しかし27,000円は大きかったなあ。今度はきちんと日本でもう少し安いチケットを買って行くかな?

帰りに途中の売店でおいしそうなパンをおふくろのおみやげに買って帰りました。

値段はしめて27.300円