私ごとき未熟者が言えることではないのですが・・・

NO IMAGE

私ごとき未熟者が言えることではないのですが・・・

私ごとき人生の未熟者が言える立場も資格も権威もありませんが・・・

私はよく既婚者によく言うことがあります。

それは・・・

夫婦とは

1.妥協 2.忍耐 3. 譲歩

この3つは重要だよと、言い聞かせています。

1.妥協(要求しない・あきらめる)

結婚は人生の墓場なんて、昔の人は良く言ったものです。今ではそういう概念はないのかもしれませんが・・・しかし子供が出来たらやはりそういう感じにはなっていくでしょう。

まあでも子供のためなら・・・とは思えるとは思うのですが、しかし配偶者に対してはどうなのかと・・・いえば・・・どうなんでしょう・・・汗

でも同じ屋根の下、生まれも育ちも違う相手がいては、なかなか意見が折り合わないことも多いでしょう。・・・というより合わない事だらけでしょう(笑)

何で自分が選びに選んだ相手がこうなの???ということになるんでしょうが・・・自分と同じ意見、思考を持つ人間なんてクローン人間以外にあり得ません。

しかも同じ指向の人間がいるということで困ることもあるかもです(?)

もし相手も同じく、長時間、練習好きなピアノ愛好家だったらどうするのでしょう?

まあ休日はおそらくピアノ争奪戦で血を見ることになるでしょう。

もっともピアノを2台買うという手も・・・しかし、まさかグランドピアノを2台も家に置いて家の中で二人して弾きまくるわけにもいかないでしょう。(2台のピアノが鳴っている状態・・・あれは騒音です)

まあ2台ピアノ曲をするんならこれ以上の環境はありませんが・・・。

どちらにしても妥協は必要な産物です(?)。結婚したという段階でもういろいろ諦めなければならないことはあるんです。やりたいことや夢を追いかける、好き勝手なことをするのも大事ですが一人でいるのではなく、家族がいるのなら、迷惑をかけずにそのなかで実現できるよう、努力をすることです。

それが無理なら・・・やっぱり妥協(あきらめ)なんですよ(笑)

そう、だから奥さんがピアノ好きで全然家事をやってくれないなんて・・・妥協して下さいね!。奥さんからピアノを取り上げたが最後。知りませんからね(怖)

もちろん!旦那がピアノ好きというパターンも多いに・・・ああ・・・これは多分旦那がつぶされるが落ちですかね?

どちらにしても共同生活(?)においてはどうしても思う様にいかないことはあるわけで・・・そのあたり、しかたないか・・・と妥協して曖昧にしていくことは必要なことなのです。

いろいろと主婦の方々には到底飲めない要求かもしれませんが・・・そういう時は・・・夫を妥協させるしかないでしょう(汗)

2.忍耐(ガマン!)

でた!これぞ昭和生まれにしかない精神=欲しがりません、勝つまでは!

忍耐は今の平成生まれの若い人達と、夫婦には必要な精神です(?)

はっきり言って相当忍耐はいりますね(笑)

これも繰り返しになりますが、共同生活はどうしてもお互いの意見がぶつかることは良くあるので妥協することが不可欠になるのですが、妥協が許せない場合にはその結果・・・忍耐となります(笑)

しかしだからといって忍耐ばかりではこちらも限界がある。そこで喧嘩をふっかけてみる→多分解決しない→さらにまずいことに別件議題が提議される→亀裂がもっと大きくなる→どえらい面倒なことになる→結局「私が全部悪うございました」と言って土下座するはめになる。

無駄なけんかなどおよしなさい。やるだけエネルギーを使うだけ。ここは自分がちょっと我慢していれば、無駄な荒波立てずに過ごせる。平穏な生活が欲しければ、我慢(忍耐)することですよ、世の旦那さん達

3.譲歩(交渉)

譲歩はまるで妥協と同じの様に思えますが・・・実は違います。

妥協は自分が全面的に譲歩することです。

しかし譲歩はすなわち、交渉です。

交渉のテーブルについてお互いが融通を利かして主張と譲歩をしあう、これが最後に大事になってきます。

さて、この交渉ですが、いわば国同士においての外交交渉そのものです。

外交交渉は自前の交渉カードの多さで決まります。つまり、カードの多いもん勝ちです。

しかし中には北朝鮮のように弱いにも関わらず、したたかに交渉カードを切って有利に立つ国もあるのですから、交渉は腕次第です。けっして一方的に弱い者が不利ということは・・・それは残念ながら・・・家庭ではありません(汗)

加えて痛い弱点をお持ちの夫は圧倒的に不利でしょう。

弱い立場であることを認識しながらなんとか向こうから譲歩を引っ張りだす。

これが交渉のコツです。

なんたって夫側の方がたいていマネースポンサーなのですから・・・。

・・・のはずなのですが、近年はどうもその強いはずである立場もかなり弱くなっているようです。

いやはや、日本がアメリカに負けて欧米文化が入って以来、男性にとっては受難の時代はまだまだ続きそうです。

交渉は決裂することも多いでしょうが、それはしかたありません。おそらく夫婦の間柄では「これが正しい・これは間違っている」「一般常識は・世間では・・・」と言う通論はもはや通用しません。

その各家庭内の憲法や法律、道徳によって決まっていくと言っても過言ではないでしょう。

それはそれで両者が納得しているのであれば良いと思います。

各家庭には各家庭の事情と決まりがあるのですから・・・それでうまくいっているのなら他の者はたとえ親族であっても内政干渉はしないことです。

国際的には各国が核兵器を保持して微妙な力関係で平和を保っています。

日本もアメリカの核の傘のおかげで隣国とのいさかいもなんとか収まっているほどです。

なので各家庭でも、やじろべえの様な微妙な力関係の中で(?)和平を保つのが重要と考えます。

しかし・・・しかしですね・・・その妥協と忍耐、譲歩を持ってしてもうまくいかなくなることもあります。

世の中、大変残念なことに「これ」になってしまうことも事実、多いことも確かです(汗)

もちろん、そうなってしまう理由のなかで暴●、借●、●気・・・これは論外です。

これは一方的に悪い。

しかし、最近はそれ以外での”性格の不一致”と言う言葉もかなり聞きます。というより最近はもうほとんどこれが理由でしょう。

それはそれで仕方ないのかもしれません。話し合いで、らちがあかなければもうそれ自体が不一致なのでしょう。

しかし・・・前にも述べた様に自分と同じ性格の人間はクローン人間以外あり得ません。

なのでここは一つ、「妥協」「忍耐」「譲歩」でなんとか切り抜けて欲しいものです。

なんたって「これ」は多分(?)簡単です。所詮紙切れ一枚で繋がっている関係ですから(汗)、ご破算にすることは多分?いつでも出来ます。

なので、それは最後の切り札として十分話し合いを持って欲しいと思っています。

時々思うのですが、どこの夫婦でも初めはよかれと思って一緒になったはずなんです。

それがどこからか歯車が合わなくなり、結果で「これ」になる。

確かに人間関係は親子でも難しいものがありますからしかたないのかもしれません。

しかし、最初はうまくいっていたのにその後数年経ってずれが生じる。

「それは相手が悪いから」と言うのは多少おかしい部分もあるのでは?

初めから相手の悪い部分を見抜けなかった己にも十分責任はあるでしょうし、一度結婚してしまえば、相手の責任は夫婦の責任です。(つまり連帯責任)

ある人が言っていました。「結婚する前は相手のことを両目でよく見て、結婚したら両目をつぶることです」と。

一方で「これ」は別な言い方をすれば責任回避とも取れます。

つまり、投げ出す・・・ということです。

投げるのは簡単なので出来ればなんとか話し合いで解決できるに越したことはないかもしれません。

しかし世の中では私の意見と違って、とっとと「これ」をしてまた新たに・・・という風潮がある様に思えますが、それは・・・どうなんでしょう・・・。

たぶんまた似た様な事が起こるのでは・・・。

「これ」は一度目は・・・まあいいでしょう。何たって相手が悪すぎた。とんでもない物をつかまされたから。相手にまんまと騙された。・・・まあ一度目はそういうこともあると思う。

しかし2度目の「これ」はさすがにどうでしょう。

私が再婚者に対して言う言葉があります。

それは「今度がラストチャンスだよ」と。

一度目はおそらく周囲は同情の目を向けるはずです。しかし2度目はどうでしょう?

おそらく、あまり良い感情は抱かないはずです・・・というより原因はあなたでは?という目が向けられてしまうかもしれません。

そうならないためにも・・・これも鉄則だと思うのですが2度目こそは「絶対妥協・絶対忍耐・絶対譲歩

と言っています。

それでも2度も来そうなら・・・もう一生一人でいるほうがいいかもしれません。

もちろん、2度もろくでもない物をつかまされた・・・そういう言い訳も出来るかもしれません。

しかし・・・

・・・まあこういっちゃあ、おしまいですが・・・

所詮男などという者はすべて欠陥品であり、期待してはならないものだと思います。

女性と違ってなにかしら、ろくでもない部分があるのが男。

ならば欧米の舶来品ならどうだろう・・・という甘い考えも・・・やめておいた方が良い。

所詮、男というものは欠陥だらけの中国製品か閉店間際のスーパーのワゴンセールにある腐りかけた野菜なのだ。それを見抜けない女が悪い。

・・・ちょっと勝手を言い過ぎましたか(汗)

話がずれたので元に戻しましょう。

とにかく私自身は友人関係で問題が起こっている時には周囲が早めに手続きを・・・とは逆に「これ」を安易に勧めないことにしています。

それともう一つ。

結婚をしてようやく周囲が「一人前」と見る風潮があります。

それは事実でしょう。

独身はいろんな面で「半人前」。

しかし、そんなことは歴代の有名独身作曲家(ベートーベン、シューベルト、チャイコフスキー)を見れば当てはまらないと・・・

いやそうでもなかったか。みんな変人だった(汗)

ただ一般人においてはそうだと思いますが、どちらにしても実際は結婚したってどこの人も「半人前」だとは思います。

だから、いろいろもめ事があってもなんとかそれを解決して一人前になれる様、お互い努力して欲しいと思っています。

ひょっとすると結婚とは「一人前を目指すための過程」なのかもしれません。

できれば夫婦円満で「これ」を避けるなら、前にも述べた様に、お互い話し合い・・・は面倒ですし、時間もかかりますので一番簡単な解決策は、世の力関係の結果・・・夫に対して「妥協しろ!我慢しろ!譲歩しろ!」これが一番!・・・かもしれません(汗)

最後に・・・「これ」はあまり女性には勧めたくない方法です。

フルタイムで働いている人や、まだまだ若い方なら転機を考慮して・・・は良いかもしれませんが、それ以外の人はいろいろと苦労する面が多いかもしれません。

今までは女性とは「守られるべき弱者」という考えだったと思うのですが、それが男女平等という思想により、対等な立場にはなりましたが反面「弱者ではないので守らなくても良い者」に変わりつつあります。

しかし本当にそれで良いのか?

女性の発言が認められる様になったことは大変良いことなのですが、しかしそこまで女性は強い者なのだろうか?

だとすると今後の男性の役割はなんなのか・・・。

ひょっとすると男性は今後、恐竜と同じく絶滅動物になるのかもしれません。クローン技術が発達すれば・・・(汗)

2011.2.17